
2019年4月、平成最後の株式市場は、日経平均株価48円安の2万2258円73銭で取引を終えました。10連休前でリスク回避の売りが大きかったようです。
高配当銘柄を中心にポートフォリオを組んで配当生活を目指しているため、目先の株価変動には一喜一憂せずにコツコツ配当金を積立てていきます。
2019年4月末現在の保有銘柄
高配当ポートフォリオ
コード | 銘柄 | 業種 | 現在値 | 配当利回 |
1928 | 積水ハウス | 建設資材 | 1,792 | 4.52% |
2337 | いちご | 不動産 | 358 | 1.96% |
2341 | アルバイトタイムス | 情報通信・サービス | 187 | 3.74% |
4188 | 三菱ケミカルホールディングス | 素材・化学 | 789 | 5.07% |
5938 | LIXILグループ | 建設・資材 | 1,447 | 4.84% |
6238 | フリュー | 機械 | 1,004 | 2.99% |
7148 | FPG | 金融(除く銀行) | 951 | 5.57% |
7995 | バルカー | 素材・化学 | 2,377 | 4.00% |
8058 | 三菱商事 | 商社・卸売 | 3,056 | 4.09% |
8591 | オリックス | 金融(除く銀行) | 1,572 | 4.84% |
8923 | トーセイ | 不動産 | 922 | 4.01% |
8963 | インヴィンシブル投資法人 | REIT | 56,300 | 5.53% |
9433 | KDDI | 情報通信・サービス | 2,541 | 3.94% |
いちご(2337)は、現在の配当利回りは2%未満と非常に低いですが、累進配当政策を採用しており、将来の増配を考慮して高配当ポートフォリオに組み入れています。
アルバイトタイムス(2341)は、今月配当方針の変更を連結当期純利益の30%から連結配当性向50%へと変更しましたが、今後の増配もあまり期待できないので売却候補です。
LIXILグループ(5938)は、ドタバタ騒動の中、野次馬的な打診買い。
LIXILグループは過去数年間は減配実績はなく今期も最低限維持はされるものと予想しています。が、色々と問題があるので、どうなるかは正直分かりません。
ただし今回の騒動をうまく乗り切って業績改善がされれば、底値圏での取得になる可能性が高いです。
フリュー(6238)は取得時から株価が上がり配当利回りが相対的に低くなっているので売却を検討しています。
優待銘柄
コード | 銘柄 | 現在値 | 優待品 |
2153 | E・Jホールディングス | 1,204 | クオカード |
3003 | ヒューリック | 958 | カタログギフト |
3289 | 東急不動産ホールディングス | 626 | カタログギフト |
6238 | フリュー | 1,004 | プレミアム優待倶楽部 |
8158 | ソーダニッカ | 573 | クオカード |
8425 | 興銀リース | 2,607 | 図書カード |
8591 | オリックス | 1,572 | ふるさと優待 |
9433 | KDDI | 2,541 | カタログギフト |
優待銘柄は基本的に追加購入しません。
今月の購入銘柄
今月は、新規に購入した銘柄と追加購入した銘柄があります。
三菱商事(8058)

言わずと知れた総合商社の大手。三菱グループ中核企業です。
商社は資源価格に大きく業績を左右され波が大きく、配当金も変動が激しいため、あまり好みではないのですが、今回購入しました。
三菱商事は、2019年度から開始される中期経営計画で「累進配当」を明確に掲げています。
「累進配当」とは、最低配当額を維持しつつ、業績に応じて増配していくという配当政策です。
つまり、2019年4月現在で三菱商事の配当利回りは4.09%ですので、少なくとも中期経営計画中は、取得金額ベースでこれ以上の配当利回りが保証されるということになります。

さらに三菱商事では、2022年3月期の配当金目標を200円としています。
三菱商事の2022年3月期の配当は今期の125円を大幅に上回る200円になりそうだ。2020年3月期から3年間で配当に約8000億円を充てる方針で、3年間の中期経営計画ベースで過去最高となる。このほかに自社株買いも検討するようだ。
日本経済新聞電子版『三菱商事、22年3月期の年間配当200円に』2018年12月17日
現在値で購入して保有し続けた場合、取得金額ベースでの配当利回りは6.54%にもなります。
配当以外にも自社株買いも積極的に検討しており、非常に魅力的な数字です。
三菱ケミカルホールディングス(4188)

国内総合化学首位グループの持ち株会社。世界シェア上位の事業も多数。
子会社大陽日酸の欧州での大型買収の影響もあり有利子負債は増加しているが、収益性も良好で影響はない模様。
配当政策に関しては、連結配当性向30%を目安というありきたりでつまらない方針ですが、過去の実績をみると減配リスクは低いと思われます。

配当利回りは5.07%と非常に魅力的なこともあり、追加購入。
4月の取引最終日には年初来安値を叩き出したようなので、今後も業績や配当動向の様子を見ながら追加購入を検討。
本記事は、私個人の投資状況や投資方針を公開しているものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
有価証券投資に 「必ず儲かる」「必ず上がる」 はありません。ご自身の判断および責任で行いましょう。