マネックスvs楽天vsSBIの手数料値下げ合戦で米国株投資が魅力的に!

※ 7月15日 SBIによる最低取引手数料の廃止およびマネックス、楽天の両社による追随を追記しました。

マネックス証券による突然の手数料値下げ

2019年7月4日、米国株に強みを持つマネックス証券が突如米国株の購入手数料を最低5ドルから0.1ドルへ引き下げること、為替手数料も20年1月まで無料にすることを発表しました。

マネックス証券が米国株手数料を5米ドルから0.1米ドルへ引き下げることを7月4日発表

マネックス証券は8日から、米国株式の購入にかかる最低手数料を5ドルから0.1ドルに引き下げる。為替手数料も2020年1月まで無料にする。小口の取引での手数料を引き下げることで、国内の個人投資家に米国株の取引を促し、手数料収入を増やす。

マネックス証券、米株購入手数料下げ 5ドルから0.1ドルへ

この発表の前日、米国株は、ダウ平均株価、S&P500、ナスダック総合指数の主要3株価指数が史上最高値を更新。パッとしない日本株と異なり、右肩上がりを続ける米国株への投資を検討していた時の発表だったため非常に驚きました。

楽天による対抗値下げ

驚きは更に続きます。インデックス投信界隈では、手数料の値下げ合戦が続いているため、米国株でも起こらないかなぁ、何ていう妄想をしていたところ、マネックスによる発表の翌日5日、楽天が最低手数料をマネックスの10分の1となる1セントに引き下げるという発表を行いました。

楽天(4755)傘下の楽天証券は5日、米国株式の取引にかかる最低手数料を従来の5ドルから0.01ドル(1セント)に引き下げると発表した。22日(米国時間)の約定分から適用する。

楽天証券、米株取引の手数料を引き下げ 業界最安水準の0.01ドル

米国株投資を始めるとすると既に口座を持っている楽天証券か、それともマネックス証券に口座を開設するか悩んでいると週明け8日にはマネックスが更なる値下げを行います。

マネックスによる更なる対抗値下げ

マネックスは、楽天の値下げに対抗して最低手数料を1セントに引き下げることを発表しました。

マネックスグループ(8698)は8日、傘下のマネックス証券が米国株取引の最低手数料を0.01ドル(1セント)に引き下げると発表した。22日(米国時間)の約定分から適用する。

マネックス証券、米株の最低取引手数料0.01ドルに引き下げ発表

米国株取扱のあるネット証券大手の中では、SBI証券がだんまりなのが不思議ですが、これ以上の値下げは難しいでしょうし、これで下げ止まりかなと思っています。

SBIが米国株手数料の最低額をゼロに

2019年7月9日、SBIがついに動きました。

2019年7月22日(月)現地約定分[予定]より、米国株式の最低取引手数料を従来の5米ドルから、業界最低※の無料とすることといたしましたので、お知らせいたします。

SBI証券、米国株式の最低取引手数料『無料化(撤廃)』のお知らせ

SBIでは、手数料が1セント未満の場合、切り捨てて無料となる。
具体的には、2.22ドル未満の取引の場合、手数料が無料となります。

マネックス、楽天ともにSBIに対抗し、再び三社横並びへ

今般、22日(月)に0.01米ドルではなく、0米ドル(無料)に引き下げることといたしました。

米国株の最低取引手数料を無料へ! |マネックス証券

2019年7月22日(月)米国現地約定分より、楽天証券は米国株式取引の最低取引手数料を撤廃します。
改定後の最低手数料は、業界で最も安い「0米ドル(無料)」となります。

【米国株式】最低取引手数料を「無料」に引き下げ(7/22~)

マネックスと楽天、SBI 米国株投資するならどこが得か。

証券口座の開設自体は無料なので、更なる発表に備えて両方開設してしまうというのも手ですが、証券口座開設するにも手間が掛かるので、どちらかに絞りたいという人もいるかもしれません。

7月10日現在、ネット大手3社は、最低手数料が0ドルとなり、手数料面での条件は変わりません。

そうすると手数料面以外の面で比べるしかありません。

マネックス証券

マネックス証券の特徴としては、取扱銘柄の多さと米ドルの為替手数料(買付時)を半年間0円(無料)があります。

楽天証券

楽天証券の場合、取引手数料の1%をポイントバックが受けられます。

SBI証券

SBIでは国内証券会社唯一、米国貸株サービス(カストック)を提供しています。

またSBIでは、住信SBIネット銀行との連携で外貨入出金が無料です。

総合的にみると米国株取引だけでは、マネックスが良いと思います。
取扱銘柄もダントツですし、半年間という期間限定となるものの、半年間買付手数料が0円となっています。

証券口座は、ポイントサイトの案件となっていることが多いですが、7月9日現在、マネックス証券の口座開設が対象となる案件が掲載されているポイントサイトが残念ながらありません。

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