SBI証券とCCCマーケティングの共同出資で設立されたSBIネオモバイル証券は、2019年4月10日からサービスを開始した日本初のTポイントを使って株を買うことができると今話題の証券会社です。
半年も経った今、なぜこの証券会社を取り上げるかというと、このSBIネオモバイル証券をうまく活用して得をすることができるという話を聞きチャレンジしてみたいと思ったからです。
SBIネオモバイル証券って何?
SBIネオモバイル証券(通称「ネオモバ」)とは、ネット証券口座開設数No.1のSBI証券と、共通ポイント貯まる・使える店数No.1「Tポイント」のCCCマーケティングが共同出資して誕生した証券会社です。
ネオモバの魅力
SBI証券とCCCという大手2社が手掛ける証券会社だけあって魅力は多くありますが、私が注目しているのは以下の4つです。
日本初!Tポイントで株が買える!
ネオモバならお手持ちのTポイントを使って株が購入できるので、気軽に投資が始められます。
もちろん現金での購入も可能です。
1ポイント = 1円相当で利用できます。
数百円であの企業の株主に?1株からお手軽購入!
ネオモバでは、1株単位(S株(単元未満株))で株が購入できます。
誰もが知っている有名企業の中には500円以下で買える銘柄もあります
* 2019年10月29日終値時点
月額200円で取引放題!しかも200ポイント還元!
ネオモバでは月額のサービス利用料を支払う月額式課金のため、50万円までは何銘柄購入しても200円(税込220円)です。
しかも、利用料が発生していると、毎月200ポイントの期間固定Tポイントがもらえるので、50万円以下であれば実質消費税分の20円のみで取引放題です。
1株からIPOに投資できる「ひとかぶIPO」
IPOは、銘柄によっては初値が公募価格を大幅に上回り当選するだけで数十万円が儲かってしまうこともあり、非常に人気です。
直近でもサーバーワークスが公募価格4,780円に対して初値は18,000円と、初値売りで1,322,000円の利益でした。
仮に同条件でひとかぶIPOで1株当選し、初値売りした場合13,220円の利益になります。
SBIネオモバイル証券×楽天銀行でさらにお得!
私が一番興味をもったポイントです。
楽天銀行では、配当金を受け取ると現金がもらえるキャンペーンを毎月実施しています。
毎月キャンペーンへのエントリーが必須ですが、株式配当金1件の受取につき10円の現金がもらえます。
つまり、ネオモバで端株投資をし配当金をもらえばもらうほど、楽天銀行からプラスで現金をもらうことができるのです。
50万円で1銘柄購入し配当を受け取ると10円ですが、50万円で500銘柄購入し配当を受け取ると5000円にもなります。
ネオモバ×楽天銀行 配当で現金をもらう方法
- ネオモバと楽天銀行に口座を開設
- 受取口座を楽天銀行に指定
- プログラムにエントリー
ネオモバは、残念ながらポイントサイトでの取り扱いがありません。
口座の開設はこちらからぜひどうぞ
楽天銀行は、モッピーやちょびリッチ、ハピタスなどで取り扱いがあるのでポイントサイト経由がおすすめです。
各ポイントサイトについては、別に解説しているのでこちらをご参照ください。
注意点
ネオモバ×楽天銀行の配当で現金をもらう方法には4点注意点があります。
株式はまとめて購入し、購入後はネオモバ利用を一時停止すべし
ネオモバは月額料金制のため、一時停止しない限り毎月利用料が発生してしまいます。
配当金受取はすべて楽天銀行になる
配当金の受取方法は、証券口座ごとではなく、個人ごとに「証券保管振替機構(通称「ほふり」)」で共通管理されています。
そのため、証券会社関係なく、最後に選択した受取方法がすべての証券口座に適用されます。
そのため、ネオモバは楽天銀行で受取り、それ以外の口座は、株式数比例配分方式といったことはできないので注意が必要です。
毎月キャンペーンの登録が必要
楽天サービスにありがちな罠ですが、キャンペーンに登録しないといけません。配当金受取キャンペーンは毎月実施されるものなので、毎月登録が必要になります。
キャンペーン登録をしないといくら配当金を楽天銀行で受け取っても
郵送物には注意
株式投資をやったことのある人ならお分かりかもしれませんが、株主になると配当金明細書をはじめ株主関係書類が送られてきます。
数銘柄ならなんてことはないですが、数十銘柄となると大量の書類が送られてくることになります。
確定申告をする人は、後々必要になる書類でもあるので書類の管理が面倒になってしまうデメリットはあります。
最後に
このやり方は、ネオモバで手数料相当のポイント還元がなくなったり、楽天銀行で配当金受取キャンペーンが廃止されるといったリスクも存在しています。
またネオモバやLINE証券のような少額から投資ができる証券サービスは始まったばかりで、これからどうなっていくか未知数なところがあります。
ただせっかくそこに得をするチャンスがあるのであれば、掴みにいきませんか?